「日本の農業を成長産業とするために」4
本日は農業振興、地域振興に熱い情熱を持たれている佐藤なおふみ選対委員長より「日本の農業を成長産業とするために」の4回目(最終回)をお届け致します。
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【佐藤なおふみ選対委員長寄稿】
(4)農業を輸出産業に
日本の誇る「世界一美味しいコメ」を中心に農業を輸出産業にすべく、政府の考え方を変えていくべきです。
今、日本では与党も、野党も「減反政策」の見直しをタブー視しています。
「減反」とは米作農家の作付面積を削減することで生産調整を行い、価格を維持する仕組みです。
しかし、コメを生産調整するのではなく、「コメが余ったら国外に輸出する」というのが世界の主流です。
国内でのコメの供給が不足した時は、輸出を止め、国内に供給することで食糧安全保障にも繋がります。
今後、中国やインドでのコメ消費の増加が見込まれ、絶対的に供給が足りなくなることが予想されています。
日本も減反政策を見直し、国際市場を標的に積極的なコメの増産を図り、輸出産業化に本腰を入れるべきです。
政府が減反政策を見直し、コメの増産を奨励すれば、農水省が問題視する「食料自給率」も向上していきます。
また「植物工場」を輸出産業へと育てていこうとする動きも活発になっています。
「植物工場」とは植物の生育環境を人工的に制御して、安全・安心な植物を「生産」する技術です。
「植物工場」は、日本の製造業が培ってきた光源、空調、計測制御、節電、断熱、情報等の技術が必要であり、日本農業が世界をリードできる可能性に満ちています
鳩山政権の「農家の戸別所得補償」は、赤字が増えれば増えるほど補助金が増えるシステムです。
頑張らなくても手厚い補償を得られるのであれば、赤字農家ばかり増え、日本農業の競争力は失われ、農業の輸出産業化は夢に終わります。
日本の農業分野は元々、社会主義的な要素が強く、「戸別所得補償制度」で社会主義そのものになろうとしています。
幸福実現党は、左傾化する日本の経済政策、国防政策、教育政策を転換せんと戦っている唯一の保守政党です。
幸福実現党は、日本の農業に「資本主義精神」を本格的に開花させ、基幹産業、輸出産業へと育成して参ります。
幸福実現党 佐藤 なおふみ氏
HP: http://satonaofumi.blog68.fc2.com/
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